ディズニーリゾートがパッケージと広告キャンペーンを活用してお客様に訴求

ウォルト・ディズニー・ワールド・スワン・リゾートとウォルト・ディズニー・ワールド・ドルフィン・リゾートは、世界屈指の人気旅行地にあります。
 

家族向けの施設で、レストランやラウンジのほか、ディズニー・ワールドのアトラクションへの無料送迎を提供しています。子供たちにはゲームコーナーとプールが人気です。大人はスパを楽しめるほか、ディズニーの有名なゴルフ場でのゴルフを事前予約することもできます。
 

しかし、新型コロナウイルスの感染が拡大すると、ディズニー・ワールドへの来訪者は減り、リゾートの予約も減少しました。
 

収益管理ディレクターのクシャン アバヤセケラ氏は、2,267 室ある客室の予約推進を担当していました。こうした需要の変化に対応する方法をいち早く見つける必要がありました。アバヤセケラ氏は営業担当のヴィッキーに連絡し、サポートを求めることにしました。

ヴィッキーがアバヤセケラ氏に推奨した方法は、航空券、ホテル、ディズニー・ワールドの入場券を割引価格で組み合わせた旅行パッケージを管理画面 (Partner Central) で設定することでした。パッケージを予約するお客様は、予約時期が早く、宿泊期間が長いうえ、キャンセル率が低い傾向にあります。これは、アバヤセケラ氏の目標達成において重要な点でした。**
 

アバヤセケラ氏は TravelAds とディスプレイ広告も設定し、Expedia Group の旅行サイトで施設のプロモーションを実施しました。効果が見込める施策は施設ごとに異なることを把握していたため、それぞれのリゾートのお客様向けにキャンペーンを調整しました。
 

上記のキャンペーンに加え、リゾートの掲載ページで柔軟なキャンセルポリシーと新型コロナウイルス対策をアピールした結果、旅行者の安心感を高めることができました。

こうした複合的な施策が功を奏し、ウォルト・ディズニー・ワールド・スワン リゾートとウォルト・ディズニー・ワールド・ドルフィン リゾートはコロナ禍を乗り超えるだけでなく、さらなる成長へとつなげることができたのです。

ドルフィン リゾートの予約は前年比 39% 増となり、両リゾートの販売室数は合計で 42% 増となりました。アバヤセケラ氏が最初に実施した広告の ROI は驚異的な 320% でした。*

変わり続ける需要に対応するため、アバヤセケラ氏は定期的にヴィッキーとミーティングを行い、ビジネスのニーズ、マーケット動向、そして目標達成に役立つソリューションについて話し合っています。
 

Expedia Group と営業担当とのパートナーシップは、アバヤセケラ氏の施策を進めるうえで重要な役割を担っています。