ポッドキャスト | シーズン 2 | エピソード 6

ワンランク上の旅: ロイヤルティ プログラムと特典のメリット

「充実したロイヤルティ プログラムとは、誰もが自分も参加できると感じられるものだと思います。利用頻度または利用金額の高いお客様に、お客様が示したロイヤルティの大きさがわかる形で、特典を提供するのは公平だと思います」

キャサリン ファン氏

フリーライター、ロイヤルティ プログラム エキスパート


What to listen for


「再生」ボタンを押して、フリーライターでロイヤルティ プログラムのエキスパートであるキャサリン ファン氏をお迎えした「旅行ビジネスをサポート」シーズン 2 最終回をお聞きください。

 

今週のエピソードでは、メイン MC のブランドン エアハルトがファン氏と共にトラベルリワードの世界を掘り下げます。充実した会員プログラムを構成する要素、旅行の多い人がポイントを最大限に活用する方法、Expedia Group の One Key™ のような共通ロイヤルティ プログラムのメリットについて、2 人で語ります。


Read the transcript

[00:00:04] ブランドン エアハルト 旅行サービス提供会社は旅行体験を支える存在です。「旅行ビジネスをサポート」の新シーズンでは、ビジネスを牽引する皆様が旅行体験を進化させ、高め続けられるよう、業界トレンド、注目トピック、実用的なアドバイスを紹介していきます。「旅行ビジネスをサポート」へようこそ。今回がこのシーズンの最後のエピソードとなります。このエピソードの出だしは私一人でお届けします。今日のテーマは私にとってとても身近な「ロイヤルティとリワード」です。旅行業界のプロの皆様は、ロイヤルティと言えば、会員プログラムやそうしたプログラムの対象となるロイヤルティの高いお客様の話であることはおわかりでしょう。これは偶然にも、私が Expedia Group で取り組んでいる分野でもあります。私は現在、VIP Access プログラムを担当しており、最高の体験と会員特典をお客様に提供しているパートナー様専用のこの招待制プログラムをチームで管理しています。このプログラムの参加施設は、弊社のウェブサイトでも特に露出度が高くなります。施設が常時掲載され、優良顧客にアピールすることができるとともに、ロイヤルティ強化について支援を受けられる高度なサポートを利用できます。ロイヤルティ プログラムがうまく働けば、双方にメリットがあります。旅行会社には、お客様の再度のご利用、トラフィックの増加、高額/長期滞在で収益性の高いお客様の獲得といったメリットがあります。お客様には、スムーズに利用できる、支払った金額以上の特典が得られるというメリットがあります。しかし、旅行もロイヤルティも一筋縄でいくものではありません。必ずしもずっと 1 つの航空会社、1 つのホテルを予約し続けたいわけではないでしょう。人間には変化があり、引っ越すこともあり、最寄りの空港が変わることもあります。ロイヤルティ プログラムの内容を進化させ、実際に見られるお客様のさまざまな行動を認識する必要があります。お客様は情報通になってきており、負担なくスムーズに予約ができることを望んでいます。お客様は信頼あるブランドから一人の個人として認識され、リワードを付与されることを望みます。ウェブサイトにアクセスしたときに、大切で特別な存在として扱われたいと思っています。しかし最近のロイヤルティ プログラムは、どこか業務的に感じられることがあります。ここでポイントをゲット、ここにクーポンというようにあらゆるものが至る所に存在します。旅行業界では本当に至る所にさまざまなパスワードが設定され、会員情報の登録があります。このようにロイヤルティ プログラムが細かく設定されていることは、旅行サービス提供者にとってはビジネスの機会損失につながっています。リワードは忘れ去られ、ポイントは使われず、移動手段と一緒に宿泊施設を予約してもらえない可能性があります。この業界に必要なのは、さまざまな要素をすべてまとめて、旅行を包括的に扱えるプログラムです。インタビューの前に、少し背景を整理しておきましょう。今回のエピソードの中心は主にロイヤルティに関する話です。One Key についても触れていきます。One Key とは Expedia Group による最大級の包括的な旅行リワードプログラムです。このエピソードの後半で詳しく説明しますが、One Key とは簡単に言えば、1 つで Expedia、Hotels.com、Vrbo に対応するシンプルで使いやすいリワードプログラムです。たとえば、Vrbo で予約したバケーションレンタルの宿泊で獲得したリワードを、Expedia や Hotels.com、Vrbo のいずれのサイトでも航空券やホテル、レンタカーに使用できるようになります。このような形で One Key により優良顧客にアピールできる可能性があります。そこで、ここではロイヤルティ プログラムを活用してビジネスの収益増につなげる方法を採り上げます。この話を掘り下げるために、今日はキャサリン ファンさんにお話を伺います。テキサス大学オースティン校でジャーナリズム学と民族学の 2 つの学位を取得され、ご自身も旅行好きでいらっしゃいます。キャサリン ファンさんのインタビューをお聞きください。キャサリン ファンさんはフリーライターでロイヤルティ プログラムのエキスパートでもあります。NerdWallet、The Points Guy、Bankrate、CreditCards.com、LendingTree などで記事の執筆歴があります。ファンさん、本日はありがとうございます。まずはファンさんについてお聞かせください。ロイヤルティ プログラムの分野に熱心に取り組んでいらっしゃるそうですね。これまでのご経験について教えてください。

 

[00:03:41] キャサリン ファン ご紹介いただきありがとうございます。そうですね、始まりは多くの方々と同じです。いろいろな場所に行ってみたいと思いましたが、行き先も行き方も支払方法もわかりませんでした。そこでインターネットで調べて、さまざまな人の経験談を読み始めました。Hotels.com は、そのときに最初に見ていたサイトの 1 つで、すぐに大ファンになりました。というのも、私はいろいろなホテルを利用するので、それぞれのホテルチェーンに年に 1 回程度しか宿泊しないようだと、リワードの獲得が本当に難しいのですが、Hotels.com では宿泊するごとにリワードを獲得できるのです。こうした点が気に入り、Hotels.com の熱心なリピーターになりました。年に 1、2 回以上宿泊すれば、ちょっとしたリワードを獲得できるようになり、旅行の分野でそれなりになったような気分を味わえる点が気に入っています。

 

[00:04:30] ブランドン エアハルト 無料で旅行が出来たら最高ですよね。Hotels.com を好きになる気持ちはよくわかります。私はたまたま「The Best Hotel Rewards Programs」という記事を見てファンさんのことを知りました。ファンさんから見て、すばらしいロイヤルティ プログラムとはどのようなものだと思いますか。 

 

[00:04:48] キャサリン ファン そうですね。もっと早くお話しできていたらと思いました。たしか 2013 年、2014 年頃から Hotels.com の大ファンでしたから。私はその記事だけでなく、「Hotels.com Is Underrated」といタイトルでポッドキャストもやっていて、本当にこのプログラムの大ファンなのです。私が惹きつけられた理由をお話しましょう。たぶん 2013 年から 2015 年頃ですが、私は多くの人と同じように、仕事を始めたばかりでデスクワークに明け暮れていました。あまり休みも取れず、大したお金もありませんでした。そんな中で、両親が遠く離れた台湾に移住することになりました。休暇のたびに、私は自分のお金で毎年台湾に行く方法を模索しました。そんな中で偶然に出会ったのが Hotels.com でした。毎回ちょっとしたことでポイントをためられるようになっていたからです。たしか 2 泊という短期の出張だったのですが、大物になったような気分でした。会社持ちのその出張で 2 泊分の優待特典を獲得したのです。そこからはまっていきました。ここが、一般的な旅行者にとってロイヤルティ プログラムが重要な理由だと思います。私のような人は多く、必ずしも先の計画がはっきりしている人ばかりではありません。特にコロナ禍があってから、何事も確実なことはないと誰もが実感しています。ロイヤルティ プログラムがあると、前回の旅行からのつながりを持ち続け、次の旅行へ向かう気持ちが湧いてきます。年に 100 泊するような旅行者でも、かつての私のように年に 2 泊程度の人でも、自分にとって大切なお金、そしておそらく収入や裁量支出に占める割合の大きいお金を支出するときに、そこから将来のメリットが生まれるとわかっているのは大きなことです。 

 

[00:06:39] ブランドン エアハルト そうですね。自分の体験を振り返っても、休暇から戻ってきて、次の旅行の計画がないのは気が滅入ります。次の旅行につながる特典が手に入るというのは、たしかに大きいですね。今あるロイヤルティ プログラムを見てみると、航空会社ごとにロイヤルティ プログラムがある、といったようにそれぞれの部門や種類ごとに細かく分かれているのが現状です。ロイヤルティ プログラムについて、さまざまな分野のポイントの獲得や利用に関する旅行者の希望を考えた場合、現在のロイヤルティ プログラムに対する旅行者の関わり方はどのようになっていると思いますか。そのうえで、ある分野で獲得したポイントを他の分野で利用できるような、より普遍的なプログラムへの転換があると予想されますか。 

 

[00:07:20] キャサリン ファン そうですね。ロイヤルティ プログラムに関して 1 つ興味深いのは、多くの人が 2 つのタイプに分かれることです。クーポンの達人のような人は、日用品店に行くにも、ペーパータオルやトイレットペーパーの 5 セント割引クーポンをそれぞれ切り取って使っています。それに対して、さっと用を済ませたいだけの人もいます。旅行業界を含むあらゆるロイヤルティプログラムでも同様だと思います。サンドイッチでもポイントを貯めたいと思う人もいれば、必要なのはランチだけ、という人もいます。旅行者もこのように分かれる状況が続くだろうと思います。先週の週末、友人と話をしたのですが、彼女は休暇に家族に会うために飛行機で実家のオーランドに行く際、サウスウエスト航空のポイントを大量に貯められることに気付いていませんでした。ほとんどの場所では、そこに対して費やしたお金や時間、労力に対する感謝を示すものが何かもらえるものですが、おっしゃっていたように、ばらばらに散在しています。思い出すのは、子供の頃、母がかなり大きな財布を持ち歩いていたことです。それぞれの店舗のロイヤルティ プログラムがわかるようにしていました。私自身も、現在はフルタイムで旅行業界に携わっており、自分用に作った Google Docs のスプレッドシートを長年使っていて、フライトの日時と場所、飛行距離を記録しています。このようなものを使う人は少ないかもしれません。しかし、One Key プログラムによって新しい可能性が開かれると思います。利用者が完璧な休暇旅行の計画を立て、その旅行の各過程でポイントやリワードを獲得できるようになるためです。 

 

[00:08:45] ブランドン エアハルト そうですね。旅行者個人がさまざまなロイヤルティ プログラムのすべてを活用するのは大変な労力だと思います。少なくとも、頭の中で通貨の換算のようなことをして、ポイントの計算をする必要がありますね。ここが One Key の良い点の 1 つだと思っています。金額に換算できると、少しわかりやすくなるからです。1 ドルの価値は知っていますからね。現在存在するさまざまなロイヤルティ プログラムを考えてみると、旅行者にとってもう 1 つもどかしいのがポイントの失効です。時間をかけてポイントを貯めていても、航空券 1 枚分またはホテルの 1 泊分に利用できるまで貯まらないこともあります。One Key のような金額ベースのプログラムと、ポイントやマイレージベースのプログラムを比較して、どうお考えになりますか。 

[00:09:30] キャサリン ファン 私がお勧めするロイヤルティ プログラムについての考え方は、クレジットカードやパーソナルファイナンスの考え方に非常に似ていると思います。他の人がどうしているかについて考える前に、ご自身のライフスタイルの傾向やご家族の状況を把握しておくことが重要です。たとえば、独身で大都市に住んでいる人の旅行と、お子様がいて郊外に住んでいる若いご家族の旅行とでは大きく異なります。お子様がいるご家族では、学校の予定に合わせる必要があり、お子様の年齢によってはディズニー・ワールドが一番楽しい場所と考えるかもしれません。そのような場合は、一番行きたいところへの旅行を優先し、年に一度のディズニー・ワールドへの旅行で特典を獲得するのが望ましいかもしれません。それに対して、独身で公私ともに旅行が多いという人は、なるべく特定の航空会社、特定のホテルチェーンに絞ってロイヤルティ プログラムの会員ランクを上げて、会員ランク特典を獲得したいと思うでしょう。郊外からディズニー・ワールドに行くご家族の例では、ディズニー・ワールド内で遊ぶ以外のタイミングで無料の朝食と素敵なプールを楽しめることに魅力を感じるご家族は多いはずです。同じような話ですが、ディズニー・ワールドへの旅行は多くの人が思うよりもかなり高くつくものです。そこで金額ベースの特典が効果的になってきます。家族全員の休暇旅行で一度に 5,000 ドルが飛んでいくとしたら、それに対して何かしらの特典が欲しいと思うものです。都会暮らしの単身者のように年に 10 回、15 回と飛行機に乗ったりしないのはわかっていても、さまざまな要素を勘案すれば、その人と同じかそれ以上の金額を使っているのですから。 

 

[00:11:13] ブランドン エアハルト そして、これまでできなかったところでポイントを獲得したり、特典を利用したりできるのは、旅行者にとっては大きなメリットになります。それが、One Key プログラムです。Vrbo では初のロイヤルティ プログラムとなります。これで、バケーションレンタルの宿泊でもポイントがもらえるようになります。これまでとは異なり、バケーションレンタルの宿泊利用でポイントを獲得して、次の旅行の航空券やレンタカー、あるいはホテルなどでそのポイントを利用できるようになります。これにより、旅行者にとってどのような変化があるでしょうか。また、短期レンタル業界全体にはどのような変化があるでしょうか。 

 

[00:11:46] キャサリン ファン そうですね。Vrbo のプログラムは面白くなってくると思います。あなたの周りにもクレジットカードのポイントマニアがいるかどうかわかりませんが、私はクレジットカードとそのメリットについてもたくさんの記事を書いています。よくあることの 1 つとして、ポイントマニアの人は、人と一緒にレストランに食事に出かけたときに支払いをしたがります。そして、他の人から立替分を Venmo などのアプリで送金してもらいます。この場合のメリットは、クレジット カードで支払いをした人が、その食事分のポイントをすべて獲得できることです。同じように、Vrbo のレンタルプログラムでは、湖のほとりのバケーション ハウスでも、ディズニーワールドに近いオーランドの素敵なコンドミニアムでも、祖父母や従兄弟たちと一緒に行く場合に、その親族の中にポイント集めに熱心な人が他にいなければ、自ら進んで予約をすれば、他の人から立替分を受け取りながら、4,000 ドルのコンドミニアム 4 泊分の支払いに対するすべてのポイントを手に入れることができます。それで優待特典をもらい、次の旅行で使うことができます。 

 

[00:12:46] ブランドン エアハルト 私の手の内を明かされてしまいました。このポッドキャストをお聴きの方の多くが社会人であり、旅行を楽しんでいらっしゃると思います。旅行会社で働いている場合は、ご家族から旅行代理店のように詳しい人だと思われていることでしょう。実際の業務がマーケティング部や財務部でも関係ありません。旅行会社で働いていれば、旅行に詳しい人だと思われます。私も自分の旅行では、先ほどのお話のようにしています。家族で旅行に行くときは大抵、私が予約をします。友人と旅行に行く場合も、ほとんどは私が検索して予約します。そしてポイントは総取りしています。先ほどのお話を考えてみると、中小企業でも、家族や友人との旅行の管理でも、One Key プログラムを利用することで、旅行や出張の管理担当者に大きなチャンスが生まれます。金額ベースのポイントであるため、さまざまな場所で利用できるようになります。時間をかけて貯めたポイントについて考えた場合に、興味があるのですが、ポイントの利用に関するあなたの戦略について教えていただけますか。 

 

[00:13:41] キャサリン ファン 私個人のポイント戦略としては、どのような場合でも、できるだけ最高のレートでポイントを獲得することです。ポイントを使用するときは、できるだけ低いレート、少ないポイント数、シンプルな方法を選択します。たとえば、一部のホテルでは国によってレートが異なる場合があります。かなり高級な宿泊施設に行く場合でも、タイのように物価水準が低いの場所に行くと、リッツカールトン クラスのホテルに比較的少ないポイントで泊まることができます。ニューヨークやモナコなどで 1 泊 2,000 ドルするような世界トップクラスのホテルでも、1 泊 400 ドル程度で済むからです。私はこのような考え方でポイントを使用しています。その状況で、自分のお金またはポイントで最大限の感動が得られるところに使いたいと考えています。一方で、ポイントの獲得では、特別なインセンティブがあるときに力を入れます。たとえば、このタイミングで予約してこの期間に旅行すれば 20% ポイント還元率が上がるということであれば、そうします。数週間前、サウスウエスト航空ではアニバーサリーセール期間中は航空券が 40% オフになっていました。変更やキャンセルが可能だったため、私は今年の夏、秋、冬で残っていた旅行をほとんどこの期間中に予約しました。予約が後になればこのレートは適用されません。私が検討するうえで柔軟性の有無は大きなポイントです。そのうえでいつも、往復両方で最大限の価値が得られるように考えています。 

 

[00:15:08] ブランドン エアハルト 航空券を一度にまとめて予約するのはすごい戦略です。プロモーションの活用ですね。お話の中で、ポイントベースのプログラムについて注意すべき点がありました。この業界で見られることが 2 つあります。1 つは、ポイントに有効期限があることです。通常、そのプログラムのポイントを獲得し続けないと、ポイントを使用できなくなったり、価値が引き下げられたりします。もう 1 つは、特に航空会社やホテルでよく見られますが、ポイント引き換えリストが用意されていて、ポイント利用までに何ポイント貯める必要があると決められていることです。そのうえで、航空会社では、より積極的にポイント利用を促そうとする動きが見られます。ホテルでもその傾向が見られていますが、同時にポイントの価値の引き下げが続いています。例を挙げましょう。アメリカの大手航空会社で、以前は 60,000 ポイント使用すると片道のビジネスクラスのチケットを入手できていたところ、価値が変動して現在は約 400,000 ポイントになっています。有効期限切れ前にポイントを使用しなければならない、大切に貯めているうちにポイントの価値が半減してしまうかもしれない、と振り回されることなくポイントを最大限活用するには、どのようなアドバイスがありますか。 

 

[00:16:24] キャサリン ファンどの航空会社の話かわかる気がしますが、ぱっと思いつくだけで該当するところが少なくとも 2 社ありますね。これは多くの人にとって、考えておくべき重要事項です。ポイントは、お菓子やスナックと同じようなもので、集めておいてずっと保管しておくものではありません。残るものはありますが、その量や価値は必ず目減りします。お金を考えてみても同じことです。ここ数年インフレが話題に上がっていますが、多くの人にとって留意すべき重要なことは、お金をベッドの下に隠しておくのと同様、集めたリソースは活用しなければ意味がないということです。ポイントであれ、綿菓子であれ、現金であれ、有意義なところで使うことが重要です。エアハルトさんのおっしゃることはわかります。ポイントの価値が引き下げられているのは、企業が気付き始めているからです。コストが 20% 上がったら、価格に転嫁する必要があります。これが、航空券の現金価格だけでなく、ポイント利用にも適用されています。特に、すべての人に影響がある事実として、ポイントはドルの価値とは異なり、利用者が獲得したポイントはその特定の会社の通貨だということです。特にコロナ禍においては、大手航空会社の多くで、ロイヤルティ プログラムの価値が数百万ドルの航空機を含めた企業自体の価値を上回っていました。それだけでロイヤルティ プログラムの価値を判断するのは早計ですが、これにより特に低い頻度で旅行する人に不利になる可能性があります。たとえば、私が昨年の 1 年間で 60,000 ポイント獲得したとすれば、大きなことです。家族ですばらしい休暇旅行に行けるでしょう。ところが昨年は 60,000 ポイントで予約できたヴィラが今年は 80,000 ポイントになっています。そこで、これを念頭に今後のことを考える必要があります。たとえば私は、来年の夏のコンドミニアムを前もって予約しておきました。何か変更があっても、少額の手数料でキャンセルできるでしょう。多くの場合はキャンセル料の支払いは必要ありません。しかし、先を見越して計画することが重要です。航空会社の受付では、特典航空券を予約しようとする多くの人が予約可能期間になった瞬間から動き出します。そうした人たちは、たとえば予約可能期間の開始日である出発の 330 日前から特典航空券を予約します。一方で、直前に予約をする人たちもいます。適当に流れで決めるのが好き、という人でなければ、ポイントを使用する旅行を早い段階で予約しておくのがよいでしょう。計画を練り、もっとも有利に利用できる日時を見つけ、それを中心にほかのことを調整するのです。 

 

[00:18:53] ブランドン エアハルト それはいい考えですね。ここでもう 1 つ付け加えたいのは、裏側の話です。私は航空会社の収益管理を担当していたことがあるのですが、おっしゃる通り、330 日前になった瞬間からハワイ旅行を予約しようとする、といった人たちはいましたね。そうした人たちは特典航空券を探していました。もう 1 つ、もし計画を柔軟に変更できるのであれば、出発の 1 日、2 日前になると驚くようなお得なチケットが見つかることがあります。特に、国際線のビジネスクラスが売れ残っている場合に見つかることがあるのですが、そうしたチケットを狙ってポイントを使う人も実際にいますね。ここにも 1 つチャンスがあります。 

 

[00:19:21] キャサリン ファン 直前のチケットというのもとても良い使い道ですね。大事なポイントだと思います。私はいつも、もしもの場合に備えてポイントを貯めておくことも強くお勧めしているんです。今のお話に関連して、私事ではありますが、私の祖母が亡くなったときのエピソードを話させてください。祖母は 98 歳でしたが、このような大きな喪失感を味わうのは父にとって初めてのことでした。私はたまたま少し時間がありましたが、感謝祭の直前でした。台湾行きの航空券は片道 3,000 ドルでした。私はこのとき初めてポイントを利用しました。ポイント数はギリギリでしたがなんとか片道のチケットを見つけることができ、訃報を聞いてから 36 時間以内に台湾に行くことができました。そんな経験は初めてでしたが、飛んでいきました。このようなことは初めてだったので、玄関口で家族を驚かせることになりましたが、感極まった父が文字通り目に涙をためて「来てくれたのか」と言っていたのが忘れられません。それも、ポイントがあったおかげです。そのときに貯金から 3,000 ドル引き出していたら、その年の貯金は悲惨なことになっていたでしょうから。私は幸い、他の人の話からこうしたポイントの便利さについて知っていたので助かりました。これこそまさにポイントをとっておくことのメリットです。友人や家族と行く休暇旅行も楽しいものですが、何よりも、自分の経済状況に打撃を受けずに、大切な人の急な知らせに駆け付けることができるのは本当に意味のあることです。 

 

[00:20:46] ブランドン エアハルト 本当に力になりますよね。現金であるかポイントであるかに関係なく、旅の中で生まれるつながりや感情というのは驚くほどの力を持っているのだと思わされます。ファンさんのお話も心に響くものがありました。お話しいただきありがとうございました。彼女はまさしくプロであり、率直に言って、旅行者としてもビジネスサイドでも、彼女の経験から学ぶところが大いにあると思います。インタビューの次のパートに進む前に、先ほどお伝えしたとおり、One Key の概要をご説明します。現在、詳細情報をウェブサイトでご確認いただけます。このエピソードの説明にリンクを掲載しています。ここでは、主な点についてざっとご説明します。柔軟性があって利用しやすいプログラムであることが重要ですが、この観点で見ると、OneKeyCash というリワード通貨が理解しやすくなります。OneKeyCash ではお客様がポイントをドルに換算する手間が必要ありません。OneKeyCash というリワード通貨では、会員として得られる特典の価値をシンプルかつ簡単に把握でき、獲得した OneKeyCash は旅行後すぐに使用できます。このプログラムは弊社の系列ブランド、Expedia、Hotels.com、Vrbo に対応しており、すでに利用頻度の高い熱心なお客様は利用の機会が増えることになります。これにより、お客様の関心が高まり、利用額や予約頻度が高くなります。弊社には、会員の動向を知るためのデータがあります。今後数年にわたり、会員の方の旅行の予定は非会員よりはるかに多くなります。たとえば、今年前半に行われた消費者調査によると、今後 12 か月以内にレジャーの旅行を計画している割合が、非会員では 67% であるのに対して会員では 95% でした。すでに弊社のパートナーとして、会員限定プロモーションや VIP Acess 提携施設のステータスなど、リワード会員向けの機能やサービスを現在使用されている場合、それらは One Key および One Key 会員に自動的に移行されます。特別な対応は必要ありません。まだの場合は、ぜひパートナーになってプログラムをご活用ください。One Key は現在米国で展開しており、その他のマーケットでは 2024 年以降に順次展開する予定です。One Key が導入されていないマーケットでは、引き続き、現行の会員プログラムをご利用いただけます。One Key の詳細については、www.expedia.com/Onekey をご覧ください。このエピソードの説明にあるリンクをクリックしてアクセスできます。それではファンさんとの対談に戻って、優れたロイヤルティ プログラムの構成要素に関する彼女の見解をお聞きいただきましょう。ポイントはロイヤルティ プログラムの 1 つの要素です。割引に加え、アップグレードや無料の朝食などの体験型の特典もあり、今ではいずれも非常に一般的になっています。充実したロイヤルティ プログラムについてどうお考えですか。どのような要素があるでしょうか。 

 

[00:23:24] キャサリン ファン 充実したロイヤルティ プログラムとは、誰もが自分も参加できると感じられるものだと思います。利用頻度または利用金額の高いお客様に、お客様が示したロイヤルティの大きさがわかる形で、リワードを提供するのは公平だと思います。なぜなら、お話にあったように、最近は多様なオプションがあるからです。利用者が特定の会社、特定のプログラムを選ぶ理由は何でしょうか。使い勝手の良さは大きな要素の 1 つだと思います。充実したリワードプログラムとは、獲得の方法、何を獲得できるか、何に利用できるかが明確でわかりやすいものです。そして、何らかの事態、特に旅程の変化に対応できる余地があることも、充実したリワードプログラムの要素だと言えるでしょう。何らかの事態、特に旅程の変化に対応できる余地があることも、充実したリワードプログラムの要素だと言えるでしょう。たとえば飛行機の遅延などです。このようなときに優れたサポートが得られ、親身に対応するプログラムこそが際立ったリワードプログラムであると思います。獲得したリワードが利用しやすいと感じられれば、繰り返し利用し、ポイントを貯める可能性が高くなるでしょう。 

[00:24:37] ブランドン エアハルト 本当にそうですね。航空会社のアカウントをはじめとするロイヤルティ プログラムのアカウントに初めて登録したときのことを思い出します。2009 年頃のことですが、ノースウエスト航空など、今はない航空会社にも登録しました。登録して、これでよしと思いましたが、結局は何ももらっていません。弊社のロイヤルティ プログラムについて非常に良いと思うのがこの点です。具体的には、One Key プログラムは登録した瞬間からメリットがあります。会員価格が利用できるのです。10% オフから始まって、Expedia での利用額が増え、Expedia での予約回数が重なっていくと、特定のホテルは最大 20% オフで利用できるようになります。非常に大きなメリットです。これは、旅行会社に広がるトレンドになるでしょうか。割引の拡大が進んでいくのか、それとも、この 1 年半から 2 年に見られたような高い料金が浸透して、提供側はより高い料金設定でポイントを提供していく考え方になっていくのでしょうか。

 

[00:25:33] キャサリン ファン その点については言っておきたいことがあります。数か月前は誰もが卵の価格高騰に恐れおののいていましたが、前回買い物に行った感じでは、卵の価格はまた通常に戻っているようです。潮の満ち引きのようなものがあり、旅行業界は特にその傾向があると思います。多くの企業がいまだにコロナ禍からの回復に努めている段階です。消費者からすれば、そうした企業の救済は私たちの仕事とは言えません。しかし、私たちは困難から抜け出し、日常を取り戻し始めており、幸福や満ち足りた感覚が戻りつつある中で、旅行会社からより柔軟な選択肢が出てくるものと思われます。効率を高めるために、客室の割引や低価格の座席を提供しようとする会社が増えてくるかもしれません。たとえば、飛行機は必ず一定量の二酸化炭素を排出します。排出量を最小限に抑える 1 つの方法が、満席にして飛行することです。お客様には周囲の席が空席の状態の方が好まれることは理解していますが、効率的に航空券を販売し、効率的に便数を減らすことができれば、環境保護に協力することになります。ホテルについても同様です。運用コストは厳然として存在します。清掃業者は必ず必要になります。それならば客室稼働率を上げた方が効率的です。そこで、消費者にとってもメリットになる形でホテルが客室稼働率向上を進めるには、繁忙期でも利用者に快適な体験を提供できるようにしておくことです。エレベーターで 5 分待たされたり、一晩中隣室のいびきに悩まされたりしなければ、消費者はホテルが満室でも一向に構いません。飛行機も同様です。最もお得な料金で利用できるのは、スケジュールに余裕がある人であることは、ご納得いただけるでしょう。多くの場合、航空券は平日の方がお得に購入できます。先週知ったことですが、あるご家族が皆で集まるのにうまい方法を考えていました。元日の次の週に集まると、年間で最もお得な料金になります。休暇が終わっているので、混雑のストレスも少なく、再会を堪能することができます。さらに、その時期ならセール価格でプレゼントを買うことができます。

[00:27:44] ブランドン エアハルト そのとおりです。この数年ではっきりしてきたのは、旅行する人々が情報通になってきたことです。ファンさんが書かれたような記事などがよく読まれています。独自のいわゆる「トラベルハック」を持っている人たちもいます。旅行者の傾向はどう見ていますか。今後、ロイヤルティ プログラムの特典を最大限活用しようとする旅行者の行動はどう変わっていくと思いますか。 

 

[00:28:03] キャサリン ファン これまで以上に、頻繁に旅行する人の間でトラベルハックというものの存在が知られてきていると思います。非常に多くの人がその世界に足を踏み入れ、もっとよく知ろうとしており、その人たちにとってプラスになっていると思います。こうした動きによってすべての人に可能性が開けていくとよいと思っています。最大限にメリットを得るには、さまざまなプログラムの状況をすべて把握しようとするのではなく、1 つか 2 つのロイヤルティ プログラムをしっかり熟知することが大切だと思います。人生におけるあらゆることがそういうものですよね。1 つのものを本当に掘り下げて理解できれば、その知識が他のものを理解するうえでも役立ちます。私が思うに、メリットのあるロイヤルティ プログラム、最高のロイヤルティ プログラムは、その人が実際に使っているものです。お話に出てきたノースウエスト航空のアカウントは私も持っていました。何ポイント貯めていたのかわかりません。貯まっていなかった気がします。そうです。会社の買収前にポイントはなくなっていたでしょう。常に使うプログラムこそ、意味のあるものになります。私の兄弟の彼女は、生まれてすぐにご両親がある航空会社のロイヤルティ プログラムの登録をしてくれたそうです。彼女はそれ以来ずっとその航空会社を利用していて、台湾とアメリカを行き来した回数は、おそらく私と変わらないくらいですが、彼女の方が登録されているフライトマイルがかなり多いので、きっと私よりもはるかにミリオンマイラー達成に近いと思います。繰り返しになりますが、一途に利用し続けることが価値につながります。ノースウエスト航空が買収されたときでさえ、獲得していたロイヤルティやステータスはデルタ航空に移行されました。意味がなくなることはありません。これまでの実績を確認し、有効期限や利用方法をしっかり把握しておくことが、いざというときに役立ちます。 

 

[00:29:52] ブランドン エアハルト そうですね。そして、すべてをワンクリックで確認できる使いやすさが、私にとっては重要です。個人的には、50 種類のロイヤルティ プログラムを管理して、それらのプログラムの貴重な新規ポイントを確認し続けたいとは思いません。自分でそれらを本当に使いこなすことはできないからです。1 つか 2 つのプログラムを熟知するというお話について考えると、その場合、そこでお金を使って旅行をしたら、同じところに再投資できるということだと思います。しかし、獲得したポイントや金額を柔軟に利用できることや、現実的な実用性も求められます。そして、トラベルハックはどんどん少なくなっていく方向のように思います。有効な抜け道は減っていくのではないでしょうか。航空券を安くすませるために、わざと乗り継ぎを含むチケットを購入し、本当の目的地である経由地で降りるような、隠れ目的地を利用したトラベルハックも現在あるようですが、それを理由に会員アカウントが停止になる可能性もあります。プログラムの穴をつくようなトラベルハックに伴うリスクは、自分に合うプログラムを見つけてプログラムのルールの範囲内で賢く知識を活かす場合のメリットを上回る可能性があると考えています。そして、旅行中に限らず、割引や体験を利用できる使いやすさが、ロイヤルティ プログラムにおいて今後大きな変化をもたらす要素になると思います。特に、体験です。One Key プログラムの会員特典として、NBA 決勝戦の最前列のチケットが取れたり、リバプール FC の選手と会うことができたりしたらどうでしょうか。旅行だけでなく、このような形でプログラムのメリットを受け取る道もあると考えています。 

 

[00:31:21] キャサリン ファン 私もそう思います。また、私のお気に入りの Hotels.com の話に戻りますが、私がこれほど愛用している理由の 1 つは、特にこの 5、6 年で、世界でもかなり変わった場所に行くようになったからです。私はいわゆる名の知れたトップクラスの企業に長年勤めてきました。ホテルと航空会社の利用がつきものですが、私のようなタイプはマニア気質で変わり者ですからね。私がいつも利用するのは Hotels.com ですが、それは、世界中のどこに行くのにも使いやすいからです。現地にマリオット、インターコンチネンタル、またはヒルトンのホテルがあるか、いちいち心配する必要がありません。そして、これらのホテルは多くの場合、私が行く目的地にはありません。何度も試しに確認しましたが大抵ありませんでした。特に私は、いかにもといった観光名所に行くのではなく、地元の人の暮らしを見てみたい、地元のお店を支えたいと考えています。中心街の商業地区のようなところで寝泊まりするのは好きではありません。地元の暮らしからかけ離れてしまうからです。私にとって魅力的なのは、特定のブランドだけに限られず、さまざまなものを合理的に利用できる、柔軟性のあるプログラムです。大企業があれもこれも対応していて、あらゆるものの価値が下がっているのを見ると無力感を感じることがあります。しかしその一方で、これまで以上に消費者の世界になってきているとも思います。もし十分な人数が抗議したり、特定の物事を強く求めたりすれば、企業は譲歩するほかないからです。1 つの良い例が、アメリカの多くの航空会社が変更手数料を取りやめたことです。ここまで来るのに何年もかかりました。これまでどの企業もこぞって消費者に負担となる高い金額を課していました。しかしコロナ禍で、航空会社は天候や航空会社側の混乱により、頻繁に航空便の変更を余儀なくされる中で、変更手数料の廃止は消費者にとってよい動きと見られるだろうと気付きました。しかし、これは航空会社側の負担を軽くするものだったと私は考えています。航空会社側にとって大きな収益にはなっていませんでした。消費者が自分たちの権利について声を上げ続け、目の前の機会を活かし、最善を尽くすだけでなく情報を活かし続けることで、消費者にも集団として旅行業界の行く先に影響を与える力があります。 

 

[00:33:32] ブランドン エアハルト 興味深いお話ですね。最後は少しくだけた話で締めましょう。ここまでお話しいただきありがとうございました。少し質問させてください。まず、旅行業界以外で、お気に入りのロイヤルティ プログラムは何ですか。 

 

[00:33:42] キャサリン ファン お気に入りのロイヤルティ プログラムですか。正直なところ、また Hotels.com と言いたいところですが、スターバックスもとても魅力的だと思います。スターバックスは世界最高の銀行の 1 つだという記事を最近目にされた方も多いと思いますが、本当にすごいと思います。 

 

[00:33:56] ブランドン エアハルト 私はスターバックスの会員プログラムを利用していましたが、最近価値が下がってしまい、おかしくなりそうです。以前、コロナ禍の最中などは、アメリカーノ 3 杯で 150 ポイント獲得できました。3 杯買うと 1 杯もらえるようなものです。今は 7 日連続でスターバックスに行っても 20 ポイントしかたまらず、ドリンクの 10 分の 1 程度です。どういうことかと思いますね。

 

[00:34:16] キャサリン ファン ドリンクにハーフのクリームを載せてもらえるくらいですね。 

 

[00:34:20] ブランドン エアハルト ええ。向こうは、どちらにしても私が利用すると思っているんでしょうね。この人にはこれ以上お金をかける必要はない。どうせまた来るから、と。

 

[00:34:26] キャサリン ファン かなり振り回されているようですね。 

 

[00:34:29] ブランドン エアハルト ええ、本当に。フェアではありません。旅行のロイヤルティ プログラムで一番やってしまったなということは何ですか。 

 

[00:34:36] キャサリン ファン 私はこの分野のオタクなので、同類の人から見たらおかしなことではないのですが、いわゆる「マイル修行」ですね。両親は嫌がりますが、私がした中で最も安価なものの 1 つは、サウスウエスト航空の A-List のステータスを何度か維持したことです。見つかる中で最安値の航空券を予約して、アメリカ横断の往復をしました。ロサンゼルス空港やセントルイスで一晩過ごすような感じです。空港から一歩も出ませんが、大量のポイントを獲得して、翌年のステータスを維持できます。実際にかかった費用は 300 ドル程度です。前回やったときには、フリーランスだったので、そのことを記事にしました。仕事の経費として元は取れましたが、これはやってしまったと思いましたね。 

[00:35:21] ブランドン エアハルト 今日は本当にありがとうございました。話し残したことはありますか。 

 

[00:35:25] キャサリン ファン 思いついたことをお話ししましょう。最近行って特に良かったのは南極です。信じられないほどでした。ぜひ行ってみてください。混み合うということはおそらくないと思います。身体を清潔に保ってくださいね。信じられないほど、はっとさせられ、この世のものとは思えません。

 

[00:35:39] ブランドン エアハルト いいですね。もう 1 つ伺ってもよろしいですか。まだ実現できていない、一度は行ってみたい旅行先はどこですか。これから OneKeyCash を使って行ってみたいところはどこでしょう。 

 

[00:35:50] キャサリン ファン そうですね。月旅行の取り扱いが始まったら、きっと予約します。 

 

[00:35:53] ブランドン エアハルト ほう。会社で検討して今後のロードマップに組み込まなければなりませんね。すばらしいご意見です。本日はお時間をいただきありがとうございました。お話しできて良かったです。またご連絡させてください。

 

[00:36:01] キャサリン ファン ありがとうございました。お話しできて楽しかったです。失礼します。 

 

[00:36:06] ブランドン エアハルト このシーズンをお聞きいただきありがとうございました。同僚をゲスト MC に迎えたり、世界中からすばらしいゲストにご参加いただいたりと、非常に楽しい時間でした。数週間後には次のシーズンが始まります。開始時に通知を受け取れるように、ぜひご登録ください。また、今シーズンに関するご意見ご感想を PoweringTravel@ExpediaGroup.com までお寄せください。スペースなしの一語で「PoweringTravel」、アットマーク以下が「ExpediaGroup.com」です。お時間があれば、評価とレビューをお願いいたします。多くの方に見つけていただきやすくなります。お聴きいただきありがとうございました。次のシーズンをお楽しみに。この「旅行ビジネスをサポート」は Expedia Group がお送りしています。



登場いただいた専門家の皆様


キャサリン ファン氏

フリーライター、ロイヤルティ プログラム エキスパート

キャサリン ファン氏は、10 年以上に及ぶ業界経験を持つ、旅行およびパーソナルファイナンス関連のジャーナリスト兼コンサルタントです。トラベルハックや女性ひとり旅、不動産投資などのテーマでゲストスピーカーとしてもご活躍されています。The Points Guy、NerdWallet、Business Insider、LendingTree、Bankrate、CreditCards.com、Forbes Advisor、USA TODAY Blueprint などで 1,600 以上の記事を執筆していらっしゃいます。 

ブランドン エアハルト

Expedia Group、マーケティング部門バイスプレジデント兼 「旅行ビジネスをサポート」メイン MC

Expedia Group の B2B 宿泊施設に関するマーケティング責任者であり、パートナープログラムの拡張に関して重要な役割を果たしてきました。戦略的事業をリードし、収益分析データの利用を広げることでパートナー様の成功を促進しています。妻と旅行好きの子供と一緒にイリノイ州シカゴで暮らしています。



Where to listen

Apple Podcast ボタン Spotify ボタン Google ポッドキャスト ボタン Amazon Music ボタン Castbox ボタン

What would you like to hear next?

今後のエピソードのトピックやゲストについて、ご希望がありますか。ご提案やご意見をお寄せください。お待ちしています。



このページは役に立ちましたか ?

弊社サイトの改善のため、ご意見をお聞かせください。


Explore more episodes